前回の記事で書いたテストを昨日なんとか完遂することができました。
ルールは以下のように再検討しました。
①エントリー後、損切の逆指値を入れる。その損切ポイントに達したら、必ず損切りする。
②レートが10pips以上順行したら、建値(スプレッドを考慮して+1pipsの位置に…セコイ?)に逆指値を移す。
③更に順行し、15pipsを抜けた時、すぐに弱まらないようなら、15÷2の+7.5pipsの位置にストップを移動し、更にそこから順行するに連れて、適時に建値から現在値までの利益幅の50%の位置にストップを移す。
④その50%のストップにかからない限り、⑥の項目になるまでは絶対に利確しない。
⑤エントリー後、ロスカットに達さないまでも、含み損となってそれが続く場合、時間切れ(15分から20分を目安にする。25分は超えないこと)で損切りとする。
建値辺りで一定時間ウロウロするようなら、同じ条件としてエグジットも考慮する。
一旦利益側に動いても、マイナス転換した場合、その時点から15~20分を目安として損切りを実行する。
一旦利益側に動いても、マイナス転換した場合、その時点から15~20分を目安として損切りを実行する。
⑥順行した状態(③④)が続き、50%のストップにかからずに3時間を超えたら、その時は自分の好きな方法で利確してもよい。
ただし、4時間を超えた時点で自動的にエグジットとする。
ただし、4時間を超えた時点で自動的にエグジットとする。
⑦これを20トレード完遂する。
⑧20トレード完了して手ごたえがあれば、更にそれを5セット(100トレード)繰り返してみる。
以下にその結果を記します。
(集計ミスがあったので、5月7日に修正)
--------------------------------------------------------------------------------------------
総トレード数:20 (ドル円・ユーロドル)
勝ちトレード:9
負けトレード:8
引分け①(10pips順行後に建値でのストップ):2
引分け②(一定時間値動き少ない場合のエグジット):1
引分け①(10pips順行後に建値でのストップ):2
引分け②(一定時間値動き少ない場合のエグジット):1
勝率:52.9%
総獲得pips: +54.8 (トータル利益:113.7pips/トータル損失:58.9pips)
PF:1.93
勝ちトレードの1回あたりの平均pips:12.41pips 負けトレードの1回あたりの平均pips:6.54pips
(1トレードの最大獲得pips:43.8pips 1トレードの最大ロスカットpips:10.4pips)
(1トレードの最大獲得pips:43.8pips 1トレードの最大ロスカットpips:10.4pips)
連勝数:3 連敗数:4
勝ちトレード平均保有時間:74.1分 (計667分) 負けトレード平均保有時間:37.6分 (計301分)
※エントリーの内訳
※エントリーの内訳
トレンド形成中の押し目、戻り : 8回
上向き、下向きのレンジでの押し目、戻り : 5回
もみ合い、持ち合いからのレンジプレイク : 2回
水平のサポート、レジスタンスブレイク : 1回
トレンドラインのブレイク : 3回
根拠のイマイチ薄いMAブレイク… : 1回
※エグジットの内訳
タイムオーバーでの利益 : 1回
50%ストップ : 8回
建値で出る : 2回
一定時間値動き少ない場合のエグジット : 1回
タイムオーバーでの損切り : 3回
損切り : 5回
上向き、下向きのレンジでの押し目、戻り : 5回
もみ合い、持ち合いからのレンジプレイク : 2回
水平のサポート、レジスタンスブレイク : 1回
トレンドラインのブレイク : 3回
根拠のイマイチ薄いMAブレイク… : 1回
※エグジットの内訳
タイムオーバーでの利益 : 1回
50%ストップ : 8回
建値で出る : 2回
一定時間値動き少ない場合のエグジット : 1回
タイムオーバーでの損切り : 3回
損切り : 5回
--------------------------------------------------------------------------------------------
結果としては思ったより良い結果だった…と、自分的には思う。
ただし、1回の大きめの獲得pipsのトレードがあり、それがなかったと仮定すれば、ほぼトントンの結果ともとれる。
しかし、50%のストップにかからずに更に順行して大きな利となる、というトレードもトータルでのプラスには必要不可欠な要素だとは思う。
今回は20回に1回しかなかった。更にテストしてみたいところだ。
そして、結果はある意味、意外でもあった。
それは、損切りは予想どおりだったが、きっと多いだろうと思っていた、建値で出る(10pips抜けの後の逆行)のが少なかったことだった。
同時に、50%ストップが思いのほか多かった。
更に順行しても今回設定してみたテストでは、15~30pips建値から順行しては、半値戻し(ストップに刺さる)となるケースがよく見られた。
建値から値幅の50%ではなく、直近の高値安値から50%設定のほうが有効なのかもしれないけど、それはまたの機会で…。
感情的には、やっぱり若干の揺れはありました…。
しかし、一旦決めたからには、なんとしてもこのセットアップを守りたい気持ちが勝っていたので、完遂することができた。
損切りに関しては、あ~…かかっちゃったな、といういつもの感じではありましたが、順行して10pips超え、15pips超えの時点では、建値や50%にストップを早く移動したい、という逸る気持ちは正直少しあった。いや、結構あったです(汗)
そして更に順行して利幅の50%にストップを置いて、伸びて行くチャートが頭打ちとなり、反落して行くのを見ていると、トレンドラインやサポート、レジスタンス、MAなどの節目やポイントなどがより見えるような気がした。
だから、
「これは、ストップまで待たずにここで出るべきだろう?!」
…などと、思うことがしばしばありつつも、決めたことなので、ストップまで見送った。
これが思いのほか、やきもきしたかも?
それでも、テストとしては決めたとおりやるべきだろう…かな?
そして、これまで5pips以内の薄利でエグジットするケースの多かった自分だけど、このテストでは同値出は別として、それがシステム上(?)皆無となったことは、満足かも。
自分としてはこのテストは満足のいく(メンタル的にはとくに)結果となったと思う。
ただし、20トレードでは、はっきりいってまだはっきりしないことだらけなので、少なくとも同じようなやり方で、100トレードまでは続けたい。
今回の一番の成果は、トレードの結果ではなくて…
自分が決心したことが継続して(初めて!)貫徹できた。
この一点に尽きます。
これだけで十分です。それこそが自分の今の本当の目的だったから。
21トレード目からは、また次の課題も含めてまた向かいたいと思います。
このテストは、短縮して、
「真トレのテスト」と名付けました。
短縮前の名称は…ご想像にお任せします(゚ー゚;;